突然ですが、猫も糖尿病にかかります。
僕自身、病名を聞いたときは驚きました。判明したときにはケトアシドーシスといった末期の状態で即入院となり、それでも助かる見込みは少ないと、その場で先生にも念を押されました。
ただ、先生達の的確な処置と猫さまの生命力の強さもあり、約二週間程の入院を経て、一日二回のインスリン注射と糖質制限の食事といった条件付きではありますが、自宅での生活が可能な状態まで回復しました。
当時は猫の糖尿病に対する知識が無かったため見逃していましたが、発症時には二つの特徴的な初期症状がありますので、普段から猫さまの行動には気を配り些細な変化も見逃さないように心がけることが大切です。
- 初期症状① 水を飲む量が増える
- 初期症状② おしっこの量が増える
少しでも違和感を感じた場合はすぐに病院での検査をおすすめします。検査自体は血を採って血糖値を計るだけなのですぐに終わりますし、費用も1,000円から2,000円くらいで収まるはずです。
なお、末期になると下記の様な症状が出てきます。
- 末期症状① 食べているのに痩せていく
- 末期症状② 茶色い液体を吐くようになる
- 末期症状③ 食事を取らなくなる
- 末期症状④ 常にグッタリしている
僕が病院に行ったのは末期症状①、②のタイミングで、レントゲン等の検査をしても異常が見られなかったため一度様子見となりましたが、末期症状②が頻繁に起こり③、④の様な状態となったため、再度検査した際に糖尿病の末期状態ということが判りました。
一度発症してしまうと完治するのが難しいようですが、軽度の場合は糖質制限用の食事に切り替えるだけで大丈夫な場合もあるようなので、早期発見のためのコミュニケーションとご飯やおやつの上げ過ぎには十分注意しましょう。
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